市制施行100周年

旧庁舎

大正11年12月1日、旧庁舎前は市制施行を祝賀するため多くの市民で賑わっていた。

江戸時代、城下町として栄えた川越は、新河岸川の舟運を利用したヒトやモノの輸送によって江戸と強いつながりを持ちました。さまざまな江戸文化を取り入れながら、経済・文化の両面で豊かさを享受していきました。現在の川越まつりにおける山車行事は、その江戸文化の代表例です。明治時代に入ってからも、かつての繁栄を背景に発展を続け、明治11年(1878年)に県内初の国立銀行である第八十五国立銀行が開業、明治33年(1900年)には県内初の公益経済団体である川越商業会議所が設立されました。川越鉄道(現在の西武新宿線)や東上鉄道(現在の東武東上線)が開通すると、舟から鉄道へと輸送の比重が変わり、東京との結びつきはより一層強くなりました。
こうしたなか、川越では市制施行についての論議が活発になりました。大正デモクラシーの風潮に影響され、地方自治に対する住民の意識が向上し、市制施行の実現への機運が高まったのです。こうして、大正11年(1922年)に川越町と仙波村が合併し、12月1日、県内で初めてとなる市制を施行し、「川越市」が誕生することになったのです。
その後、昭和14年(1939年)に田面沢村と、昭和30年(1955年)に隣接する9村(芳野村、古谷村、南古谷村、高階村、福原村、大東村、霞ケ関村、名細村、山田村)と合併して現在の市域となりました。そして、平成15年(2003年)には県内で初めて中核市に移行することになったのです。
市制施行当時の人口はおよそ3万人でしたが、平成27年(2015年)には人口35万人を超える都市となり、現在も埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
そして令和4年(2022年)、川越市は市制施行100周年の節目を迎えます。

1922〜2022

時の鐘

100年以上の昔から川越の時を刻んできた町のシンボル"時の鐘"。現在は多くの観光客で賑わう。

1922(大正11年)

・川越町、仙波村と合併し埼玉県下最初の市制を施行。当時の人口は約3万人
・市制施行記念奉祝祭

1923(大正12年)

・関東大震災

1924(大正13年)

・皇太子裕仁親王ご成婚

1925(大正14年)

・治安維持法公布
・普通選挙法公布

1926(大正15年/昭和元年)

・川越商業学校(現 市立川越高校)開校

1927(昭和2年)

・金融恐慌

1928(昭和3年)

・川越商業会議所が川越商工会議所となる
・天皇即位御大典奉祝祭

1929(昭和4年)

・世界大恐慌
・東上線が電化される

1930(昭和5年)

・ロンドン海軍軍縮会議

1931(昭和6年)

・満州事変
・新河岸川舟運に通船停止令

1932(昭和7年)

・5・15事件
・市制施行10周年奉告祭

1933(昭和8年)

・日本、国際連盟を脱退
・中央通り開通

1934(昭和9年)

・満州国で帝政

1935(昭和10年)

・天皇機関説問題

1936(昭和11年)

・2・26事件

1937(昭和12年)

・盧溝橋事件、日中戦争が始まる

1938(昭和13年)

・国家総動員法施行

1939(昭和14年)

・第二次世界大戦が始まる
・川越市、田面沢村と合併

1940(昭和15年)

・国鉄川越線が開通
・皇紀二千六百年祭奉祝祭

1941(昭和16年)

・真珠湾攻撃、太平洋戦争が始まる

1942(昭和17年)

・日独伊三国同盟
・ミッドウェー海戦

1943(昭和18年)

・埼玉銀行が創立(第八十五銀行、武州銀行、忍商業銀行、飯能銀行が合併)

1944(昭和19年)

・川越保健所設置

1945(昭和20年)

・東京大空襲
・広島・長崎原爆投下
・日本、ポツダム宣言を受諾(第二次世界大戦が終わる)

1946(昭和21年)

・日本国憲法公布

1947(昭和22年)

・日本国憲法施行
・教育基本法、学校教育法公布、6・3制の義務教育制度が始まる
川越市、人口5万人突破

1948(昭和23年)

・県立川越高校、県立川越女子高校、県立川越工業高校、県立川越農業高校が新制高校として発足
・市立川越商業学校、市立高等女学校と合併し、川越市立高等学校となる

1949(昭和24年)

・湯川秀樹、日本人初のノーベル賞受賞

1950(昭和25年)

・川越市立高等学校、市立川越商業高等学校と改称

1951(昭和26年)

・サンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約締結

1952(昭和27年)

・川越市教育委員会が発足
・市制30周年祝賀・総鎮守氷川神社の秋祭り

1953(昭和28年)

・NHK、テレビ放送開始

1954(昭和29年)

・第五福竜丸事件
・集団就職列車(青森-上野間)運行開始

1955(昭和30年)

・川越市、隣接9ヶ村と合併し現在の市域となる
(芳野村、古谷村、南古谷村、高階村、福原村、大東村、霞ヶ関村、名細村、山田村)
川越市、人口10万人突破

1956(昭和31年)

・日本、国際連合に加盟

1957(昭和32年)

・川越・大宮間有料橋(旧上江橋)開通

1958(昭和33年)

・東京タワー完成
・埼玉県川越職業訓練所(現 川越高等技術専門学校)開設

1959(昭和34年)

・池袋三越で川越文化展が開催
・川越市観光協会が発足

1960(昭和35年)

・安保闘争激化
・所得倍増計画発表
・川越百万灯提灯まつり開催

1961(昭和36年)

・町名地番整理事業開始
・東洋大学工学部移転

1962(昭和37年)

・市制施行40周年記念祭
・市内(川越局)自動式電話に切替え

1963(昭和38年)

・連雀町交差点に市内初の信号が設置

1964(昭和39年)

・東海道新幹線開業
・東京オリンピック開催
・市立養護学校(現 市立特別支援学校)開校
・川越市民会館落成

1965(昭和40年)

・日韓基本条約締結

1966(昭和41年)

・川越・狭山工業団地の造成完了

1967(昭和42年)

・「川越城本丸御殿」、県の有形文化財に指定
・埼玉国体開催(バレーボール、軟式野球が市内で開催)

1968(昭和43年)

・「川越氷川祭山車 付絵馬一面絵巻一巻」、県の有形民俗文化財に指定
・川越まつり協賛会発足

1969(昭和44年)

・アポロ11号月面着陸
川越市、人口15万人突破

1970(昭和45年)

・大阪万国博覧会

1971(昭和46年)

・東京川越道路(現 関越自動車道)、川越ー練馬間開通
・「大沢家住宅」、国の重要文化財に指定

1972(昭和47年)

・沖縄返還
・現 市役所本庁舎完成
・福島県棚倉町と友好都市提携
・県立川越養護学校(現 県立川越特別支援学校)開校
・市制施行50周年及び市庁舎竣工記念奉祝祭

1973(昭和48年)

・オイルショック
川越市、人口20万人突破

1974(昭和49年)

・川越環状線開通
・川越武道館開館

1975(昭和50年)

・県立川越南高校が開校

1976(昭和51年)

・市立みよしの授産学園開園

1977(昭和52年)

・「川越祭りばやし」(中台囃子連中・今福囃子連中)、県の無形民俗文化財に指定
・蔵造り資料館開館

1978(昭和53年)

・日中平和友好条約締結
・西清掃センター開設

1979(昭和54年)

・県立川越西高校開校
川越市、人口25万人突破

1980(昭和55年)

・保健センター完成

1981(昭和56年)

・国道254号バイパス開通

1982(昭和57年)

・市制施行60周年
・市の木(かし)、市の花(山吹)、市民憲章制定
・川越百万灯夏まつり開催
・福井県小浜市と姉妹都市提携

1983(昭和58年)

・県立川越初雁高校開校
・ドイツのオッフェンバッハ市と姉妹都市提携

1984(昭和59年)

・「河越館跡」、国指定史跡となる
・入間大橋開通
・市立図書館(現 中央図書館)開館

1985(昭和60年)

・埼京線開業

1986(昭和61年)

・アメリカのセーレム市と姉妹都市提携
・東清掃センター開設

1987(昭和62年)

・「川越氷川祭りの山車行事」、県無形民俗文化財に指定
・東武東上線、地下鉄有楽町線と相互直通運転開始

1988(昭和63年)

・県営川越水上公園開園
・川越西文化会館完成

1989(昭和64年/平成元年)

・ベルリンの壁崩壊
・昭和天皇崩御
・NHK大河ドラマ「春日局」放映
・農業ふれあいセンター完成

1990(平成2年)

・ベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一
・アトレ川越完成
・市立博物館開館
川越市、人口30万人突破

1991(平成3年)

・ソビエト連邦共和国解体
・本川越ペペ完成
・川越駅東口再開発事業終了

1992(平成4年)

・市制施行70周年
・記念誌『川越のあゆみ』発行
・市の鳥(雁)制定
・一番街の電線地中化
・やまぶき会館完成

1993(平成5年)

・川越景観百選決定

1994(平成6年)

・埼玉川越総合地方卸売市場営業開始
・川越南文化会館開館

1995(平成7年)

・阪神・淡路大震災
・地下鉄サリン事件
・川越運動公園総合体育館開館

1996(平成8年)

・時の鐘、「残したい日本の音風景百選」に選定
・川越市ホームページ開設

1997(平成9年)

・川越駅と本川越駅をつなぐ回廊の名称公募により「クレアモール」
・「あさひ銀行(旧第八十五銀行)」、県第1号登録文化財に指定
・上江橋完成

1998(平成10年)

・市政への提案ファックス設置

1999(平成11年)

・蔵造りの町並み、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定
・総合保健センター完成

2000(平成12年)

・市民聖苑やすらぎのさと完成
・川越歴史的町並地区、都市景観百選に選定

2001(平成13年)

・川越の菓子屋横丁、かおり風景百選に選定

2002(平成14年)

・市制施行80周年
・フランスのオータン市と姉妹都市提携
・北海道中札内村と友好都市提携
・市立美術館、西図書館、川越駅東口複合施設クラッセ川越など完成
・市立川越商業高校、市立川越高校に改称

2003(平成15年)

・川越市、県内初の中核市に移行
・川越まつり会館開館

2004(平成16年)

・埼玉国体開催(サッカー・ゴルフ・バレーボール・高等学校野球が市内開催)
・仙波河岸史跡公園完成
・川越市保健所開設

2005(平成17年)

・「川越氷川祭の山車行事」、国の重要無形民俗文化財に指定

2006(平成18年)

・「川越ナンバー」導入

2007(平成19年)

・天皇皇后両陛下、スウェーデン国王王妃両陛下が川越をご訪問

2008(平成20年)

・東上線と副都心線の相互直通運転開始
・インターハイ埼玉県大会開催(弓道・バレーボール女子が市内開催)

2009(平成21年)

・NHK朝のテレビ小説「つばさ」放映
・国指定史跡河越館跡史跡公園完成

2010(平成22年)

・小江戸川越マラソン(現 小江戸川越ハーフマラソン)開始
・川越城中ノ門堀跡、川越市産業観光館、資源化センター完成
・川越市マスコットキャラクター「ときも」誕生

2011(平成23年)

・東日本大震災

2012(平成24年)

・市制施行90周年
・川越市シンボルマーク決定
・なぐわし公園PiKOA完成

2013(平成25年)

・東上線と東急東横線・横浜高速みなとみらい線の相互直通運転開始

2014(平成26年)

・川越駅西口駅前広場改修事業完成

2015(平成27年)

・NHK「ブラタモリ・川越」放映
・ウェスタ川越完成
川越市、人口35万人突破

2016(平成28年)

・「川越氷川祭の山車行事」、ユネスコ無形文化遺産に登録
・本川越駅西口完成

2017(平成29年)

・「武蔵野の落ち葉堆肥農法」、日本農業遺産に登録
・時の鐘耐震化事業完了
・新河岸駅自由通路・橋上駅舎完成

2018(平成30年)

・西日本豪雨
・北海道胆振東部地震

2019(平成31年/令和元年)

・「旧山崎家別邸」、国の重要文化財に指定
・児童発達支援センター完成

2020(令和2年)

・新型コロナウィルスの世界的大流行
・東京2020オリンピック・パラリンピック延期

2021(令和3年)

・埼玉県150周年
・東京2020オリンピック開催(ゴルフ競技が霞ヶ関カンツリー倶楽部にて開催)

2022(令和4年)

市制施行100周年を迎える(12月1日 市民の日)